2022.6.6
インターネット等を使って、学習環境をデジタル化していく「ICT教育」。
その中で必要となってくるのが、生徒が使用する
ノートパソコンやタブレットです。
県内の小学校・中学校ではひとり1台の運用がメジャーになる中
先日県立高校でも取り組みを開始。
学校により導入時期は異なりますが、今年度中には全ての県立高校の1年生を対象にひとりひとりが専用のノートパソコンやタブレットを使用できるようになる予定です。
工業系のハイレベルな学習に力を入れる佐土原高校では、
5月20日より1・2年生全員がタブレットにもなるノートパソコン「クロームブック」の利用を開始。
実は同校、以前より生徒各自の“スマートフォン”を学校生活に取り入れ
学校活動のデジタル化を進めていました。
現在はパソコンを宿題の提出や授業、部活動で使用している同校。
専用のアプリを使えば、授業中に個人の意見や考えを
リアルタイムでスクリーンに投影できるなど新しい学びのかたちが
生徒の学習意欲を刺激しています。
また、部活動では部の連絡はもちろん
タイムや練習内容を記録しデータ化。
試合の動画を見返すなど、デジタルを活用したトレーニングも行っています。
新型コロナウイルスの影響もあり、
メジャーになりつつあるICT教育。
今後はインターネット上の架空のクラスでの授業、
アバターを用いた学校の垣根を越えての意見交換会など
さまざまな活用ができそうです。
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